2003 ALL JA0 3.5/7MHzコンテスト
JI0VWL/1 電信部門 東京都小金井市(JCC:1011)


アンテナ類の残骸(一部)。ロープなどの巻物
が多く、撤収に2時間30分もかかりました(^_^;


<アンテナ設営~前日>
コンテスト参加にあたって、7MHz3系統、3.5MHz1系統を予定していました。が…。

3日前にお化けポールをフルアップし、その上に3.5/7MHzを1つのバランで同時
給電するアンテナをあげて張っておきました。まだ未調整なので(両端も上げていない)
このままでは使えません。

2日前、大雨のため作業はできません。期末テストも午後まであったので。

前日の金曜日にはZLOから借りてきたアンテンポールで少しだけ両端を上げてから
調整しました。まあまあいい感じです。同時給電ですが、両方を同時に張るとスペース的
にきついので使わない片方は垂らしておくことにしました。これでメインのINVは完成。
共振周波数合わせとか細かいことはまだやっていません。形だけ。

<アンテナ設営、当日…>
アンテナ作業を仕様としたら、入寮選考の人手が足りないので手伝って欲しいとのこと。
まだ途中なのに、と思いながらも承諾。3時間ほどつぶす。メインの下2mほどのところに
7MHzサブのINVを長野方面に向けて張りました。なかなか良い感じです。


完成間際、「メインの7MHzのエレメントが脱落した!」ん~、きっと給電部の輪が小さくて
抜けてしまったんだろうと解釈し、さっき、SWR下がりきらなかったし、上げるの面倒だ
なということでお預けに…じゃ、じゃあ、3.5MHzを張ってそろそろ準備をと思って調整
仕様とすると…「SWRが無限大だ!」さっきは確かに共振していたし、おかしい。。いろいろ
張り方を変えたりしたがダメ…しょうがないので、せっかく上げたお化けをおろして確認をする
ことにしました。移動運用と違い、張ったエレメントを外すのも一苦労で、わざわざ屋上から
地面まで降りなければいけなかったりでかなりの労力です。おろしてみて唖然…片側の
エレメントをとめるねじがなくなっていたのです。もうダメか、途方にくれて涙する…(;_;)
3.5は不参加かと一瞬頭をよぎりましたが、あと1時間半あるということで、ねじを買おうと
ダッシュ!ない…いちかばちかで売っていた銅の針金を買い、急いで戻ってまた上げなおし
ました。いまいち接触は悪いのですが、SWR1.5程度で共振しているようです。さっきは確
かに1.1くらいだったのになぁ。調整もそこそこに切り上げると30分前!間に合った!
あとは無線機とパソコンのセッティングですが適当に済ませ、なんとか時間に間に合うこと
ができました。マジで危なかった。。

<3.5MHzコンテスト開始>
10分前くらいから周波数取りでCQ、CUPさんに呼ばれました。。その後W(テキサス)
から呼ばれ、59分40秒にQSO終了。あとはVVVからCQ TESTに入ります。
呼ばれる呼ばれる!いきなりすごいパイルです。JA6GCEを皮切りに2QSO/min超の
ペースで呼ばれました。これだけの勢いで呼ばれたのは初めてかも。20分くらいはいい
ペースが続きました。しばらくするとレートは落ちてきましたが開始1時間はぼちぼち呼ばれ
ていました。10時あたりから雲行きが怪しい。。呼ばれない。レートは急降下。だらだらと
CQ空打ちです。途中で見切りをつけてS&Pするも、局数は伸びず頭落ちして終了となりま
した。レートの急落振りも前代未聞でした。

<3.5MHzコンテスト結果>

 バンド  交信局数  得点  マルチ
3.5 MHz  126      192 × 62 = 11904


<時間ごとの交信局数>

    3.5

[21] 73
[22] 34
[23] 19

Total 126


<設備>
FT-920 ,  INV@21mH
※地上高は、地面からの高さです。屋上からの高さは-9mとして下さい。



<アンテナ設営、前日@7MHz>
7MHzは、メインで使用予定だったアンテナが脱落してしまったために、長野方面向きの
サブINVだけで挑むことに…もう1系統は時間がなく上げられなかったので当日朝に持越し
です。昨日までは良好だったSWRが悪く、??です。

<アンテナ設営、当日@7MHz>
6:30起床で、サブサブアンテナを上げる(笑)北向きのめちゃくちゃ低いDPで、調整無し、
とりあえず電波が出ればいいや程度に上げました。SWR1.6、無調整にしては良好。
サブアンテナ(実際はメインになってしまったが)はSWR1.5、微妙に調子が悪い。調整が
取れたときは1.1くらいまでは落ちたのですが原因が分かりません。チューナーを入れて
やることにしました。なくても良かったかもしれません。

<コンテスト開始>
10分前からVVVを打ち始め、8時の時報と共にCQ TEST。しかし「し~ん・・・」全く呼ばれ
ない。3回位空振りをしているとやっと呼ばれるが、みんな自分より大きなナンバーを送って
くる…はじめから1QSO/minのペースすら作れず、最悪。こんなことは初めてです。
何がいけないんだろうか…。やはりアンテナ方向が悪い上にSWRもあまりよくないから?
それともJI0VWL不人気?(;_;)結局60QSO/minすらいかず、1時間終了。その後も全然呼
ばれなく、全く面白くない。S&Pも織り交ぜながら進めるもQSO数は他局に離されていく
一方でした。最大40局差くらいはついていると思われます。この大差は何?得られるものは
何もなく、ストレスをためて終了…後に残されたのは撤収しなければならないアンテナたちだ
けだった(泣)寮からだとアンテナを展開するスペースがないので、厳しいです。勝つには自
宅からか、アンテナの展開できる移動運用だけでしょうか。



<7MHzコンテスト結果>

 バンド  交信局数  得点  マルチ
7 MHz   135      203 ×  62 = 12586


<時間ごとの交信局数>

    7

[08] 58
[09] 29
[10] 23
[11] 25

Total 135

<設備>
FT-920 , TS-850, INV@19mH, DP@8mH
※地上高は、地面からの高さです。屋上からの高さは-9mとして下さい。

後で気づいたのですが、7MHzのINVを両端を上げていた
はずのポールが内側に倒れていて、頂角が90°以下に
なっていました。
こりゃ飛ぶわけないな。。自分のチェックの
甘さが出てしまいました。ポールを使わないほうが、100°
以上を確保していたのに(笑)


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